2008年06月20日

アンチテーゼ 〜星新一とアナリストレポート〜

Digital Entertainment Business(メディアクリエイト発行)最新号において、広告プロデューサーの福井美行さんが、星新一の魅力と任天堂の価値観の共通性について述べている。

星新一は、原稿用紙10枚程度の短さで、当用漢字しか用いない、時事風俗は扱わない、固有名詞は使わない、前衛的な手法は使わない、という作品作りの限定されたルールでシートショートという純文学に対するアンチテーゼを提示した。その際に、「面白いか」、「売れるか」というマーケティング発想を重視したそうである。

さて、アナリストレポートも、専門用語の羅列、詳細な分析経緯、前提を示し、難解なバリュエーションを駆使するものが、アナリストの知識水準と能力の象徴であるが如く扱われる傾向にあるように思われます。こうした高度なものを否定するつもりは全くありませんが、個人投資家に理解を図るような工夫や配慮に欠けているように思えてなりません。

シンプルな構成、短時間で読める、専門性を持ちつつ誰でも分かり易い、TIWではアナリストレポートの新しいスタンダード(=アンチテーゼ)を目指しております。
個人投資家の気持ち、個人と応対する営業マンの気持ち、それを感じ取れるような環境を造ってゆくことが重要な課題と考えております。

現状ではTIWメールマガジンで個人投資家の方からのご質問等を受け付けております。もちろん、お答えできないものもありますが、出来るだけお答えできるよう頑張って参ります(リクエストをお待ちしていております)。それがある程度出来るようになった段階で新しいご提案を提示させていただきたいと考えております。






追伸:福井美行さんとは交流がなくなってしまって随分経つ。でもお元気そうなのは何よりである。


wildernesswolf at 20:21 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! T.I.W.  | 株式マーケット

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