テクモがスクウェア・エニックスからの友好的?TOB提案を拒絶して、コーエーとの経営統合を発表した。

コーエー、テクモの両社ともにオーナー企業であると同時に、(新卒採用を中核とする)プロパー社員で構成された伝統的スタイルの日本企業であり、組織構造が似ている。コーエーは、物理演算によるシュミレーションに強く、テクモの主力開発者が抜けた穴を埋めれる可能性がある、点を考えると組み合わせとしてはスクウェア・エニックスより合理的に個人的には思える。

また、創業家(ファミリー)のエグジットの仕方としても、スクウェア・エニックスの傘下に入って現金を手にするよりも、経営には直接タッチしないまでも大株主として一定の発言権を確保する方が、心情的には理解できる。

一般株主にとってどうか?という点は、スクウェア・エニックス、コーエーのどちらも不透明であることに変わりはない。短期的にプレミアムの付いたキャッシュを手にできると言う点では、スクウェア・エニックスの提案に合理性があるように見えるが、全ての株主が短期的利益を追求しているわけではないだろう。少なくともテクモが単独のままであるよりは光明が見えるだけにコーエーとの統合に反対する理由は少ないと思われる。

スクウェア・エニックスの次の出方が注目されるが、揺さぶりはあるかもしれないが、敵対的TOBの可能性は高くないだろう(と思う)。
敵対的TOBに進むとしたら、「友好的TOB提案」という主張そのものが全くの欺瞞であったことを認めることになるのではないだろうか? そこまでするメリットをスクウェア・エニックスの既存株主にどのように説明できるのか? 仮に敵対的TOBに突き進んでTOBそのものが失敗に終わるとすれば、和田社長の責任問題になる(などが理由である)。


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 おおぅトップテン入り!!皆様有難うございます。
 なんとかこのポジションをキープしたいものです。

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