2009年01月04日

店長以外は・・・・!!恐るべし「さくら水産」

一昨日(2日)に、整理や年賀状を書くなどの作業を終えて、会社を21時過ぎに出てから食事をする場所に困ってしまった。正月なので殆どお店はやっていない。

九段下の駅周辺で僅かに開いているのは、「ロイヤルホスト」と「マクドナルド」と「さくら水産」・・・・・消去法で「さくら水産」に。

「さくら水産」はランチタイムに専大前店にはたまに行くのだが、九段下店に入ったのは初めてだった。そもそも夕食時に「さくら水産」に入るのは5年以上振りであった。

お店に入って席について、何処となく“違和感”を感じていたのだが、“まさか”と思って見渡すと、店員がほとんど日本人じゃない。恐らく中国の方なのであろうが、ホールも厨房の中も(正確に確認したわけではないが)全員が日本人ではない。
店長は?と思ってレジのところにいる店長をじっと見る。レジの近くに店長の写真と名前が張ってあるので日本人であることが漸く確認できる。

ホールに居る店員さんの殆どはカタコトの日本語しか出来ない。だから、日本酒は、冨久娘を頼んだにもかかわらず、大関が出てきた。
「フクムスメ」、「フクムスメ」と繰り返し言いながら指でメニューを指して伝えたのだが、メニューの指先しか見ていなかったのだろう(大関は冨久娘の上段に書いてある)。

食事(つまみ)を頼もうとすると紙と赤鉛筆を渡される。紙にはチェックマークを入れるようになっている。チェックを入れて店員に渡すと、一生懸命ハンドヘルドの端末に入力している。ホールの店員は、渡された紙をハンドヘルドの端末に入力する作業と出来上がった料理を運ぶだけ。まるでロボットが動いているような・・・・不思議な光景が繰り広げられている。恐らく、端末入力されたメニューは厨房内の担当箇所に表示され、厨房内の店員も自分の担当調理を黙々こなすだけなのだろう。
日本語が出来なくても可能なオペレーション。これはこれで革新的かもしれない。

細かい客のリクエストは店長が1人で店内を飛び回って処理をしている。全部で100席くらいある店内に、(他の店が正月で開いていないせいか混んでいて)60人くらい客が居る。それを店長が1人でこなしている。
客からの注文の場合は、コード番号と客席を紙に書いて中国人の店員に渡す。店員は渡された紙を見ながら端末に入力する。トイレ掃除チェックもレジも店長が1人でこなしている。

面白いことに、飲み物や料理が出てこなくても殆どのお客さんは文句を言うこともない。
店員に言っても通じないし、一人しか居ない日本人の店長を捉まえるのも大変だ(気の毒でもある)。
それにも増して「さくら水産」は低料金である。文句を言うほうが野暮なのかもしれない。中国のどこかの都市で日本料理店に入ったと思えば、納得できる。

店員を全員中国人にするのは、中途半端に数人の中国人を雇用するよりもオペレーション的にはやりやすいのかもしれない。中国人同志でコミュニケーションが出来ることからベテランの店員が居れば、業務を教えるのも却って容易なのかもしれない。

しかし、間違っても「さくら水産」の店長はやりたくないし、務まりそうにない。
思わず脱帽です。


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wildernesswolf at 17:07│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!経済・社会 

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