相場コメントに中に時々、「“押し目”を拾いたい」というようなコメントが出てくる。
この場合の“押し目”とは材料が何か出て、相場が加熱しており、上昇ピッチが急なので調整局面があるだろう、ということを前提にしているように思われる。
つまり、今よりも少し安く買える可能性のある場合を“押し目”というのだろう。
数日間、場合によっては数週間という株価トレンドの中でこうした“押し目”をチャート上で見つけることが出来る。しかし、それは結果論であり、“押し目”をつけずに上昇してしまうこともあれば、“押し目”ではなく下落トレンドの始まりであったりすることもある。
一旦は、「必ず調整する」、そのうえで再度上昇トレンドを描く、という明確なイメージを持っていない限り、“押し目買い”という表現は不適切だと思う。
それにも関わらず、頻出するのは書き手にとって都合が良い(あとから逃げられる)表現である可能性が高い。
アナリストレポートの中に“押し目買い”という表現が出てくることが稀にある。
しかし、この表現は間違った使われ方をしていることが多いように思われる。
私自身も過去にレポートで“押し目買い”と書いたことが(たぶん)あるが、これは次のようなシチュエーションである。
「新製品発表等で株価は上昇したが、目先の業績からは乖離しており、業績発表が行われることで、一旦は売られる可能性が高い。しかしながら、中期(来期・再来期)的に業績が大幅に拡大する可能性が高いだけに売られたところが買い場になる」
といった趣旨だったと思う。
あるいは、以下のような場合にも“押し目買い”という表現を使ったかもしれない。
「会社側は期初においては極めて慎重な予想数値を公表してくる可能性が高く、決算発表後は一旦売られる可能性が高い。しかしながら、期中で小刻みに上昇修正を行うことになるだろう。」
先ほどの定義に基づけば、これから出てくるイベント(決算)について高い確信を持っており、それに対して株価が下がること、そしてそれが一時的である可能性が高いことを予見している場合にのみ、“押し目買い”という表現の使用が可能なのではないだろうか?
“押し目買い”と書いたアナリストが居れば必ず、「“押し目買い”とはどういう意味ですか?」と尋ねている。
大抵の場合には、「下がったら買っても良い、という意味である」という返事が返ってくる。
“下がったら買い”
それは一見合理的判断に見えるが、あまりに当たり前過ぎて、意味をなしていない。
だったら殆どの銘柄が“下がったら買い”に当てはまるのではないだろうか?
“下がったら買い”というのであれば、現在の株価(あるいは株価レンジ、ボックス)の妥当性とその継続性を持つ根拠を十分に説明する必要がある。
“押し目買い”とは、その根拠を十分に提示できないことによる逃避か、あるいは怠慢に思えて仕方がない。(どうですか?)
或るファンドマネージャーから、“押し目買い”はアナリストが自信の無い場合の逃げ口上であり、そんなレポートを書くアナリストは信用できない、と言われたことがある。
この指摘を全面的に支持するわけではないが、「かなり的を得ている」、というのも偽らざる心境である。
これに対して読者の皆さんのご意見はいかがであろうか?
Kabukunブログランキングに投票下さい(バナーをクリックしてください)。
ウイークリィー総合8位。ここのところずっと8位ですね。壊れているのかな?

この場合の“押し目”とは材料が何か出て、相場が加熱しており、上昇ピッチが急なので調整局面があるだろう、ということを前提にしているように思われる。
つまり、今よりも少し安く買える可能性のある場合を“押し目”というのだろう。
数日間、場合によっては数週間という株価トレンドの中でこうした“押し目”をチャート上で見つけることが出来る。しかし、それは結果論であり、“押し目”をつけずに上昇してしまうこともあれば、“押し目”ではなく下落トレンドの始まりであったりすることもある。
一旦は、「必ず調整する」、そのうえで再度上昇トレンドを描く、という明確なイメージを持っていない限り、“押し目買い”という表現は不適切だと思う。
それにも関わらず、頻出するのは書き手にとって都合が良い(あとから逃げられる)表現である可能性が高い。
アナリストレポートの中に“押し目買い”という表現が出てくることが稀にある。
しかし、この表現は間違った使われ方をしていることが多いように思われる。
私自身も過去にレポートで“押し目買い”と書いたことが(たぶん)あるが、これは次のようなシチュエーションである。
「新製品発表等で株価は上昇したが、目先の業績からは乖離しており、業績発表が行われることで、一旦は売られる可能性が高い。しかしながら、中期(来期・再来期)的に業績が大幅に拡大する可能性が高いだけに売られたところが買い場になる」
といった趣旨だったと思う。
あるいは、以下のような場合にも“押し目買い”という表現を使ったかもしれない。
「会社側は期初においては極めて慎重な予想数値を公表してくる可能性が高く、決算発表後は一旦売られる可能性が高い。しかしながら、期中で小刻みに上昇修正を行うことになるだろう。」
先ほどの定義に基づけば、これから出てくるイベント(決算)について高い確信を持っており、それに対して株価が下がること、そしてそれが一時的である可能性が高いことを予見している場合にのみ、“押し目買い”という表現の使用が可能なのではないだろうか?
“押し目買い”と書いたアナリストが居れば必ず、「“押し目買い”とはどういう意味ですか?」と尋ねている。
大抵の場合には、「下がったら買っても良い、という意味である」という返事が返ってくる。
“下がったら買い”
それは一見合理的判断に見えるが、あまりに当たり前過ぎて、意味をなしていない。
だったら殆どの銘柄が“下がったら買い”に当てはまるのではないだろうか?
“下がったら買い”というのであれば、現在の株価(あるいは株価レンジ、ボックス)の妥当性とその継続性を持つ根拠を十分に説明する必要がある。
“押し目買い”とは、その根拠を十分に提示できないことによる逃避か、あるいは怠慢に思えて仕方がない。(どうですか?)
或るファンドマネージャーから、“押し目買い”はアナリストが自信の無い場合の逃げ口上であり、そんなレポートを書くアナリストは信用できない、と言われたことがある。
この指摘を全面的に支持するわけではないが、「かなり的を得ている」、というのも偽らざる心境である。
これに対して読者の皆さんのご意見はいかがであろうか?
Kabukunブログランキングに投票下さい(バナーをクリックしてください)。
ウイークリィー総合8位。ここのところずっと8位ですね。壊れているのかな?
